TANOUE GUITAR GARAGE

Giving shape to the allure of the guitar.


TANOUE GUITAR GARAGEは鹿児島県出水市から個性的な一点物のギターをハンドメイドで製作する個人工房です。皆さんにとってギターの魅力とは何でしょうか。自己表現の手段、見た目の美しさ、青春時代の憧れ、所有する喜びかもしれません。愛好する音楽や音の趣味も様々です。ギターは自由な楽器です。お客様の思う様々な魅力を形にして、長く愛されるギターを作ることを目標としています。

[Story]

初めてギターを手にしたのは中学1年の時でした。バンド雑誌の広告に載っていた19800円のエレキと小っちゃいアンプとチューナーのセットを買ったのがきっかけでした。
最初はチューニングの仕方もわからず悪戦苦闘していたものでしたが、教則本やVHSなどを参考に特に誰に習うでもなく自由に上達していきました。
同級生たちでバンドを組み、会場を借りてライブを開催したりと楽しい思い出です。
当時から改造は好きで、配線いじりから、レスポールにストラトのようなバックコンターを入れてみたり、ホームセンターのスプレー缶で塗装してみたり。今となってはとてもお見せできる仕上がりではなかったと思いますが。
高校卒業後は福岡に進学し、とある楽器屋さんで働いていました。
そこでいろいろなタイプのギターに触れながら、音だけではなく歴史やその美しさといったギターそのものの魅力にさらに深く心酔していくわけです。
音楽の幅も広がりました。ジャズに傾倒しだしたのもそのころだったと思います。
その後、地元の会社に就職し、それとほぼ同時に、何を思ったかギターを自分で作ってみようと思い立ちました。23歳の頃でした。
もちろん先生はいませんから、当時まだ今のようにネットに情報がありふれているわけでもなく、またここでも洋書などを参考に暗中模索することになります。
仕事をしながら休みの日はギター作り、と楽しんでおりましたらおよそ1年後、完成してしまうんですね。

それからというもの、休みの日はもっぱらギター作りの日々。フルアコやクラシックギター、ウクレレなどいろいろ挑戦しながら技術が身に付いていきました。
いつかはギター作りで食べていけたらいいなと夢見つつ、サラリーマンを続けながら、作っては友人にプレゼントしてみたり、依頼を受けて材料費だけ貰って作ってあげたりしておりました。

転機が来ます。
40歳を手前にして、これからの人生をどうやって生きていきたいのか真剣に自分に問う期間でした。
長く勤めた会社を退社するのは大きな決断でしたが、あれだけ一歩が踏み出せなかったのに、あるきっかけを経て未練なくすっと決断しました。どうやら転機は自然と訪れるものみたいですね。
2025年7月、TANOUE GUITAR GARAGEとしてギター製作家になりました。

きっと人生は全部繋がっているんですね。今は無駄に思えることも後々の自分に繋がってくるのでしょう。
感謝を忘れず謙虚に誠実にギター製作にあたってまいります。

代表 田上 数也

1985年 鹿児島県出水市生まれ

[Access]

※所在地はここでは公開しておりません。
TANOUE GUITAR GARAGEは、私一人で運営しております個人工房になります。
民家を改造して工房にしておりまして、お店のように常時オープンにしているわけではなく、不在の時もございますので、御用の際はお手数ですがご連絡をいただいたうえでお越しください。
ギターのご相談は Contact からお問い合わせください。